施術内容


施術方針

身体のバランスが崩れると様々な症状や不定愁訴が生じてきます。

全身の栄養には潤滑な血液の流れが大切になりますが、その流れがどこかの部分で滞ると停滞したところよりも先が栄養不足となり、全体のバランスが崩れていきます。そしてそれが起因となり様々な体調不良が生じてきます。つまり、その滞りを解消することがとても大切になってきます。

当院で行っている経絡治療では、複数ある経穴(ツボ)の通り道である経絡の滞りを改善することにより全体のバランスを整えていきます。古来から継承されてきている鍼灸医学では、経絡とは気・血を統括し身体の隅々にまで及んでいるため、経絡を調整することにより病を未然に防ぐことができると考えられており、多くの鍼灸師が実践し治療効果を挙げています。

施術を始める前にまずお話を伺い、その上で東洋医学的診断(脈診、腹診、切経など)をしてバランスの崩れているところを確認し、鍼と灸をもって施術することにより人間が生来持っている自然治癒力を賦活させるようお手伝いさせて頂きます。

 使用している 

刺す鍼、刺さない鍼と複数の鍼を使用しています。
また、刺す鍼は滅菌済みの使い捨ての鍼を使用しています。

 使用しているお灸 

ヨモギの葉から作られる艾(もぐさ)を使用しています。大きさは半米粒大のものから親指大のものまで様々です。症状に合わせて使用していきます。

〔左端〕
灸頭鍼:腰部の慢性化した硬結などに用いていきます。刺入した鍼の先端に丸めたお灸を付着させて燃焼していきます。とても気持ちが良く人気のあるお灸です。
〔右端〕
透熱灸:米粒の半分程度の大きさ。直接肌に触れるため、お灸の痕を残さないための専門のシールを皮膚に貼り、その上に載せて施灸していきます。
〔その他〕
知熱灸:施灸場所の状態によって大きさを変えていきます。こちらも直接肌に載せて燃焼させていきますが、六分から八分程度を燃焼させた後に肌から取り除いて調整していきます。

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